1日6000円で日本一周してみた。【日本一周旅行第三日目】
こんにちは。旅芸人です。
ぼくは今、1日の予算を6000円に設定して、日本一周旅行をしています。
日本一周旅行の日記をブログにしました。
3日目を書きました。どうぞご覧ください。
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【第三日目】2020/11/7(土)
9:19 なかもず駅(大阪メトロ御堂筋線)出発
友達と別れて通勤電車に乗り込みます。土曜日やけど。泊めてくれてありがとう。
9:52 梅田駅 到着
当初の予定では梅田からまず奈良県、そのあと福井県を観光するはずでしたが、忘れてきたきっぷを取りに帰らないといけないので、目的地とは反対の西へと進みます。
10:00 大阪駅 出発
新快速電車に乗り込みます。
今回利用したきっぷはコレ!
「関西近郊休日ぶらり旅きっぷ」と言って、土日祝であれば2,600円で関西圏のJR線乗り放題という、おトクなきっぷです。
10:38 明石駅 到着
明石帰ってきちゃいました。
家に帰って昼食も済ませます。
家でダラダラしすぎました。
雨が降るので小さめの傘も持っていきます。
13:21 明石駅 出発
長浜行きの新快速電車に乗車。
14:35 山科駅 到着
ここで湖西線の列車に乗り換えます。
湖西線を経由して敦賀まで行く新快速は一時間に一本しかないので、明石で待つよりはと思って山科まで来ちゃいました〜。
山科駅では琵琶湖線と湖西線が分かれます。この先の草津や米原に行く琵琶湖の南東を走るのが琵琶湖線です。東海道本線のことですね。
JR西日本路線図より抜粋(https://www.jr-odekake.net/station/pdf/ubn.pdf)
湖西線は文字通り琵琶湖の西を走ります。
大阪と金沢を結ぶ特急サンダーバードもこの路線を走ります。琵琶湖線に比べて新しく、整備されているので琵琶湖線よりはやく走ることができるそうです。でも琵琶湖沿いの少し高いところを走るので、風が強くよく運転規制がかかります。どっちもどっちですね。京都や大阪から敦賀に行くなら湖西線の方が良いです。値段は変わりません。
14:50 山科駅 出発
敦賀行きの新快速電車に乗ります。
琵琶湖沿いは景色が綺麗なのですが…残念ながら天気が悪く撮影していません。後輩に写真撮っとけと言われましたので次から撮ります。
16:15 敦賀駅 到着。
大雨です。もうイヤ。
敦賀港も行こうと思っていたんですが、諦めて氣比神宮だけ行きます。
氣比神宮の本殿
「敦賀」という土地は昔から交通の要塞として見られておりまして、天然の良港がある上に、北陸と近畿の境目だったこともあり、北陸道の入り口として「北陸総鎮守」と称されていたのが、ここ氣比神宮。読めますか?「ケヒジングウ」です。「キヒジングウ」やと思ってました。
そして美しい朱色の大鳥居。
空襲をまぬがれ、日本三大鳥居の一つに数えられています。国の重要文化財にも指定されているそう。
そして。「敦賀(ツルガ)」の名前の由来も、ここ氣比神宮にあります。
それが、角鹿(ツヌガ)神社です。
氣比神宮の境内にあるそうです。
でも、大雨で見つけられませんでした。
最後に敦賀ふわっせを食べてかえります。
氣比神宮の目の前にある「みやがわフルーツ」のおばちゃんが教えてくれました。ビチョビチョになってお店に入ったら、傘も頂きまして、ありがとうございました。田舎の方は優しいです。
17:49 敦賀駅 出発
新快速電車播州赤穂行きに乗ります。
今日は泊めてもらう後輩の家に向かいます。
19:24 南草津駅 到着。
家に忘れてきたきっぷの乗車変更のお願いをしてきました。お手数おかけして申し訳ありません…。
せっかくなので、ここで乗車券の説明をしておきましょう!帰省や旅行、就活などでJRのきっぷを使う方には是非知っておいて頂きたい情報です。
まず、乗車券の買い方について。
利用する一ヶ月前から購入することができます。ただ、原則は指定券と同時に購入する場合のみ一ヶ月前に購入できます。乗車券のみの場合、当日発売というのがルールだそうです。でも断られた事はないので前もって買っておくことができます。一ヶ月以上前に購入することはできません。
また、基本的にJRの駅であればどこでも買うことができます。こちらもルールとしてははじめに乗る駅から、と決まっているようですが、断られた事はないので、別の駅でも買うことができます。
さらに、旅行会社や場合によっては大学の生協などで買うこともできます。
それでは次に乗車券の種類について。
有名どころを挙げると、普通乗車券、定期乗車券、回数乗車券があり、普通乗車券は片道乗車券、往復乗車券、連続乗車券の三種類に分けられます。今回は片道乗車券のみ紹介します。
(余談なんですけど、新幹線などに乗る時の特急券とかは乗車券とは別物です。それも紹介しません。)
難しいルールを言っても仕方がないので、簡単に分かりやすく書きます。
片道乗車券は、距離が長ければ長いほどお得です。
例えば、今日は大阪から敦賀に行って敦賀で泊まり、明日は敦賀から福井に行って福井で泊まり、明後日は福井から金沢に行く、というような旅行をする場合(こんな旅行するやつがどこにおるねん)乗車券を分けて買う必要はありません。
途中で降りても、きっぷが自動改札に吸い込まれる!なんて事はありません。
みどりの窓口に行って、自分が乗りたいと思っているルートを説明さえすれば、発券してくれます。
JRのきっぷは全てオーダーメイドなのです。
ルールさえ守っていれば、どのようなルートでも乗車券を購入することができます。
片道乗車券のポイントは「同じ駅を二度と通らない」これだけです。
同じ駅を通りさえしなければ、日本の端から端まで長い長い片道乗車券を作ることもできます。(これのことを最長片道きっぷと言います。気になる方は調べてみて下さい。マニアの領域です。)
そして、何度も言いますがJRのきっぷは長ければ長いほどお得です。
乗車券の区間が101kmを超えると、途中下車ができるようになり、有効期間も増え、値段も安くお得になります。
(参考までに、有効期間)
200kmまで:2日間
400kmまで:3日間
600kmまで:4日間
800kmまで:5日間
1000kmまで:6日間
その後は200kmにつき1日ずつ増えます。
有効期間を計算する方法は簡単です。
- (乗車券の距離)÷200km+1日=有効期間
有効期間の計算をして小数点が出てきたそこのアナタ。それは切り上げです。得をした気分になりましたね?その通りです。
JRのルールは意外にも旅客に優しく、小数点になってしまった場合、有効期間の場合は切り上げ、運賃の場合は切り捨て、と決まっています。
しかしこれではお得感がまだ足りないかと思いますので、実例で考えてみましょう。
この記事を書いている今、ぼくは栃木県の宇都宮駅から青森県の青森駅まで、四日間かけて移動している最中です。
このきっぷ、なんと四日間で10,030円です。
これを一日ごとに分割して考えてみましょう。
1日目)宇都宮→新潟 5,500円
2日目)新潟→かみのやま温泉 3,410円
3日目)かみのやま温泉→秋田 4,070円
4日目)秋田→青森 4,510円
合計 17,490円です。
ただし、ぼくは学生で学生割引を利用していますから、全て8割の値段になります。(20%引き)
そうすると、
1日目)宇都宮→新潟 4,400円
2日目)新潟→かみのやま温泉 2,720円
3日目)かみのやま温泉→秋田 3,250円
4日目)秋田→青森 3,600円
合計 13,970円
3,940円も得してますね!これだけ得するとそこそこまともなビジネスホテルに泊まることができます。
分かっていただけましたでしょうか…
ルールを知れば得をします。ルールを勉強して、お得に楽しく旅をしてください!
ぼくは、今回このルールを利用して、安くお得に乗車券を手に入れました。
この乗車券については、5日目で紹介しますので、お楽しみに。
さて、きっぷの話はこのくらいにしまして。
この日は後輩の家に泊めてもらいましたので、宿泊費はゼロです。晩ご飯もいただきました。美味しい豚汁と鍋をありがとう。使ったお金は「3,448円」で黒字のように見えますが、昨日までの赤字がかさみまして、明日も赤字です。明日の予算は4,829円です。どうぞよしなに。
三日目のYouTubeはすでにアップされています。ブログは完全主観の旅日記ですが、後輩目線での動画になった旅日記もお楽しみ下さい!
〜YouTube〜