旅芸人(旅行/Travel)

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1日6000円で日本一周してみた。【日本一周旅行第二日目】

こんにちは。旅芸人です。

 

ぼくは今、1日の予算を6000円に設定して、日本一周旅行をしています。

 

日本一周旅行の日記をブログにしました。

今回は2日目です。どうぞご覧ください。

 

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【第二日目】2020/11/6(金)

8時半ーーー 新宮サンシャインホテル

 

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泊まったホテルを経ちます。

 

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朝食の弁当も美味しかったです。

 

ここで重大ヤラカシに気付きます。この日から10日ほど使う予定だった長い片道のきっぷを家に忘れてきてしまったのです…

 

バカだなぁ…おぉ…バカだなぁ…

 

仕方なく、本日分のきっぷを別で購入。運良く学割を持っていたので、少し安く買うことができました。

 

乗車券(きっぷのことです)は使用前であれば、きっぷの期限内でも変更が効くそうで、後日変更していただきました。その結果、損した額が千円程度で済みました。それでも千円損してるので、乗車券は通しで買った方が断然オトクです。この話はまたします。

 

それでは気を取り直して、普通列車に乗り込みます!

 

9:23 新宮駅 出発

 

海辺の景色が綺麗でしたが、撮影し忘れました。海沿いを走るローカル鉄道に揺られること30分。すぐですね。

 

9:53 太地駅 到着

 

ずっと来てみたかった太地町にやってきました!

 

いるか追い込み漁捕鯨など漁業で成り立っている町です。

 

街のいたる所にクジラやイルカがいます!


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これはイルカ。

 

太地町は、日本国内でも古くから捕鯨をやっていた土地で、その歴史は1600年代にまでさかのぼるそうです。

 

その後200年以上1800年代まで)続いた捕鯨は、1878年明治11年捕鯨中の事故によって一旦は途絶えてしまいました。


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これはくじらの博物館

 

捕鯨が途絶えてから25年後、日露戦争後に近代化が急激に進んだこともあって、捕鯨は再開されます。

 

その後しばらくは盛んに捕鯨が行われ、遠洋捕鯨なども発達したそうです。

 

ただ、国際捕鯨委員会などを中心とした捕鯨の規制が進み、1988年、ここ太地においても商業捕鯨のほとんどが中断されました。

 

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イルカとクジラの違いについて。

大きいものをクジラ、小さいものをイルカと呼んでいるそうでっせ。

 

商業捕鯨が中断された後、小型捕鯨追い込み漁が残っていきます。

 

これがいわゆる「いるか漁業」で、小型の鯨、つまりイルカやゴンドウクジラなどのことを指します。

 

いるか追い込み漁」は、YouTubeにもたくさん動画があがっているので一度観て頂くのがはやいと思います。


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これはクジラ。

 

いるか追い込み漁、観ていただけましたか?

 

これを観て、その残酷な様子から日本への批判が殺到しています。

 

その最たる例をご紹介します。

 

ザ・コーヴ」という映画では、動物愛護団体がこの太地町で許可を得ず、いるか追い込み漁の姿を撮影し、映画として公開しました。

 

(盗撮をされたため、今ではイルカ漁をやっている区域はフェンスで囲われています。)


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これはイルカ。

 

世界各国からいるか追い込み漁への大バッシングが集まるも、いるか追い込み漁を支持する国民が多かったことから日本政府は日本の伝統文化だと主張しています。


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これはウルトラマン


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これはシャチ。


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これはイルカ。

 

では「いるか追い込み漁が残酷」と言われますが、豚や牛、魚を食うのとなにが違うのでしょうか?

 

「哺乳類だから」という反論には、豚や牛も哺乳類じゃないか!と言えます。

 

「家畜じゃないから」という反論にも、魚も家畜じゃないし、そもそも家畜、つまり食べられるためだけに生まれ、育てられるのも残酷なのでは?と言えてしまいます。


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これはクジラ。

 

いるか追い込み漁を「伝統的文化」とする立場にも無理がありますね。

 

捕鯨自体が1600年代にはじまった400年ほどの歴史である上に「いるか追い込み漁」が盛んになったのは捕鯨が規制された1980年代から。

 

古来からある伝統の文化、とも言い難いでしょう。


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これはイルカすき焼き定食。

 

食べてみましたが、イルカはお世辞にも美味しいとは言えないです、

 

好んで食べるものでもないでしょう。

 

伝統を残すのも必要だと思うけれど、無理をして伝統とやらを残す必要もない。

 

イルカを食べる人がいなくなったら自然に衰退していく。イルカを好んで食べる人がいる間は、需要があるのだから供給するべきだとは思います。

 

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これはイルカ。

 

イルカに関しては、体内からメチル水銀が検出されている例もあるので、体にも良いわけではありません。

 

特に妊婦や幼児は一ヶ月の摂取量を制限されている現状があります。

 

危険をおかしてまで食べる必要があるのでしょうか?


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これもイルカ。

 

色々と考えさせられた町でした。

 

動画では観たことがあっても、生で見たことはないので、いるか追い込み漁そのものを否定するわけではありませんが、イルカは美味しくないから食べようとは思わない。と言うのが今のぼくの結論です。

 

っていうか、いるか追い込み漁も外から見えないようにやらず、クリーンに解放して堂々とすれば良いのにね。

 

太地駅には写真のように、たくさんのイルカが描かれています。

 

13:12 太地駅 出発

 

紀勢本線特急くろしお24号に乗り込みます。

 

15:51 和歌山駅 到着。


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和歌山城。美しいですね。


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「虎伏城」の異名を持つ和歌山城ならではの像。

 

和歌山城公園内には無料の動物園もあり、とても良かったです!


17:57 和歌山駅 出発

 

帰宅ラッシュの阪和線に乗り込みます。

 

18:56 三国ヶ丘駅 到着

 

ここからはなかもずに住む友達の家まで歩きます。今日は泊めてもらえるので宿泊費がゼロです!この日使ったお金は「6,350円」でした。友達の家って神やな!大赤字をかなり回復することができました!

 

二日目のYouTubeはすでにアップされています。ブログは完全主観の旅日記ですが、後輩目線での動画になった旅日記もお楽しみ下さい!

 

YouTube

【日本一周#2】イルカ漁の町でイルカを食す(日本一周の旅 2日目・新宮駅→なかもず駅)

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https://youtu.be/SJxtNCZlQmY